公開日 2021年11月01日
eLTAX(エルタックス)の概要
eLTAXとは、地方税における手続きをインターネットを利用して電子的に行うシステムです。
地方税の申告、申請、納税などの手続きはそれぞれの地方公共団体で行っていただく必要がありますが、eLTAXではインターネットからそれぞれの地方公共団体に一括手続きができます。
利用可能な手続き
電子申告 | 電子申請・届出 | 共通納税 | |
法人町民税 |
(確定申告書・中間申告書・予定申告書など) |
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(電子申告に係る納付・見込納付及びみなし納付) |
個人住民税 (特別徴収) |
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(特別徴収分・退職所得分) |
固定資産税 |
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eLTAXの特徴
- eLTAXのサービスは無料で利用できます。
※なお、eLTAXを利用するにあたり、パソコン環境やインターネット接続環境、必要に応じて電子証明書などを事前に準備する必要がありますが、これらの準備には費用が必要なものもあります。
- eLTAXは、インターネットを利用するため、自宅やオフィスなどから手続きを行うことができます。
- 複数の地方公共団体への申告等の手続きをまとめて行うことができます。
- 無料のeLTAX対応ソフトウェア(PCdesk)で申告書作成が簡単にできます。また、eLTAXに対応した市販の税務・会計ソフトウェアで作成したデータを利用できます。
- 利用者認証や電子証明書による電子署名など、安心して利用できるセキュリティ対策を行っています。
利用方法
eLTAXホームページから利用届出を提出すると、利用者ID・暗証番号が発行されます。その後、eLTAX対応ソフトウェアを取得していただくと、電子申告、電子申請・届出、電子納税を利用することができます。
※詳しくはeLTAXホームページ(外部リンク)でご確認ください。
地方税共通納税システムについて
地方税共通納税システムとは、すべての都道府県、市区町村へ事業所等のパソコンから電子納税ができる仕組みです。これにより、金融機関の窓口等へ出向くことなく、複数の地方公共団体へ一括して納付ができます。詳しくはeLTAXホームページ「共通納税」(外部リンク)をご覧ください。
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納税できる税金の種類
- 個人住民税(特別徴収分、退職所得分)
- 法人町民税
※令和5年4月1日より固定資産税と軽自動車税種別割が新たに電子納税できるようになります。
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地方税共通納税システムのメリット
- 全地方公共団体へ電子納税ができます。
- ダイレクト納付(事前に登録した金融機関口座を指定して、地方税を直接納税する方法)ができます。
- 金融機関窓口等へ出向く必要がなくなります。
- 電子納税で納付事務の負担が軽減されます。
- 手数料は無料です。
大法人の電子申告義務化について
平成30年度税制改正により、令和2年4月1日以後に開始する事業年度から、大法人が提出する法人町民税の申告については、eLTAXにより提出しなければならないこととされました。
- 対象となる法人
次の内国法人が対象となります。
- 事業年度開始日の日において資本金の額または出資金の額が1億円を超える法人
- 相互会社、投資法人及び特定目的会社
- 適用日
令和2年4月1日以後に開始する事業年度から適用
- 対象書類
申告書及び申告書に添付すべきものとされている書類のすべて
給与支払報告書等のeLTAXまたは光ディスク等による提出義務基準の引き下げについて
令和3年1月以後に、提出する給与支払報告書または公的年金等支払報告書は、前々年における給与所得または公的年金等の源泉徴収票の税務署へ提出すべき枚数が100枚以上(改正前:1,000枚以上)であるとき、eLTAXまたは光ディスク等による提出が義務付けられました。
給与支払報告書等のeLTAXまたは光ディスク等による提出義務化基準引き下げチラシ[PDF:279KB]
eLTAXに関するお問い合わせ先
- eLTAXの利用開始や具体的な利用方法等に関する詳細については、eLTAXホームページ(外部リンク)をご覧ください。
- eLTAX利用に際して、不明な点等がありましたら、eLTAXホームページ「よくあるご質問」(外部リンク)をご覧ください。
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