熱中症 5月は30人の方が救急搬送されています

公開日 2022年06月02日

5月に徳島県内で熱中症やその疑いで救急搬送された人は、前年同期より3人多い30人だったとのことです。

 

そのうち、年齢別で最も多かったのが65歳以上の高齢者で、15人と全体の半分を占めています。

 

少年(7~17歳)は、9人で体育の授業など運動の最中やその後に体調を崩しました。

 

成人(18~64歳)も6人発症しています。

 

症状別では、3週間未満の入院が必要な中等症が7人、入院を必要としない軽症が17人、症状不明などの「その他」が6人です。

 

徳島気象台によると、6月の県内の気温は平年並みか、平年より高くなる見込みとのことです。

 

 

熱中症の基礎知識について記載します。

 

〇熱中症の種類

 

1.熱失神:皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳への血流が悪くなることにより起こります。

 

特徴として、めまい・一時的な失神・顔面蒼白・脈は速くて弱くなる

 

2.熱けいれん:大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下したときに、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。

 

特徴として、筋肉痛・手足がつる・筋肉がけいれんする

 

3.熱疲労:大量に汗をかき、水分の補給が追い付かないと、身体が脱水症状になり熱疲労の症状がみられます。

 

特徴として、全身倦怠感・悪心、嘔吐・頭痛・集中力や判断力の低下

 

4.熱射病:体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態です。意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態になる場合もあります。

 

特徴として、体温が高い・意識障害・呼びかけや刺激への反応が鈍い・言動が不自然・ふらつく

 

 

〇熱中症が疑われるときの応急処置

 

1.症状の確認:熱中症が疑われるときには、適切に応急処置する必要がありますが「意識がない、もしくは意識がはっきりしない」場合はすぐに救急車を要請しましょう。

 

また、救急車が到着するまでの間に現場での応急処置も必要となります。

 

2.現場での応急処置:救急車を呼んだ場合でもそうでない場合でも、現場では速やかな処置が必要です。症状や重症度に関わらず、熱中症が疑われるときには涼しい場所へ移動し

 

身体を冷やすことと、水分を速やかに補給する必要があります。

 

3.水分の補給:意識がはっきりしているなら、冷えた飲料を自分(自分で飲めない場合は重症の可能性があります。)で飲ませてください。

 

「呼びかけや刺激に対する反応がおかしい」、「応えない(意識障害がある)」時には誤って水分が気道に流れ込む可能性があるため、無理に飲ませることは避けてください。

 

「吐き気を訴える」または「吐く」という症状がある時は、口から水分を摂らせることは適切ではないため、医療機関での点滴等の処置が必要となります。

 

 

新型コロナ感染症対策として、マスクを常に付けていますが、屋外で人との距離が保てるか会話をしない場合はマスクを外すことも留意してください。

 

 

 

 

お問い合わせ

所属 総務防災課
TEL:0885-42-2511