公開日 2021年10月04日
令和3年9月28日(火曜日)に戦没者追悼式が行われました。
今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、規模を縮小して戦没者遺族の代表10名と関係者のみでの開催となりました。
この日の式典では、野上町長が「本日ここに、勝浦町戦没者追悼式を挙行するにあたり、勝浦町民を代表し、謹んで哀悼の意を
表します。先の大戦において、大勢の尊い生命が失われ、本町におきましても、多くの方々が犠牲となられました。戦後76年、
昭和、平成、令和といつの時代を迎えても、苛烈を極めた戦いの中で、最愛の家族を案じつつ、祖国のために殉じられた幾多の
御霊を思うとき、尽きることのない深い悲しみが胸に迫ってまいります。最愛の肉親を失われ、決して癒されることのない深い
苦しみに耐えてこられたご遺族の皆様のご心痛を拝察しますと、痛惜の念に堪えません。戦後、わが国は、戦争の悲劇を胸に
刻み、国民のたゆまぬ努力と叡智により、飛躍的な発展を遂げてまいりました。しかし、今日の平和と繁栄が、尊い命を捧げ
られた戦没者の皆様の犠牲の上に築き上げられてきたものであることを決して忘れてはなりません。ここに戦没者の方々のご
冥福を心からお祈りいたしますとともに、最愛の肉親を亡くされたご遺族の皆様のご心中を思い、その長年のご苦労に対して、
心から深く敬意を表する次第であります」と追悼のことばを述べました。
その後、参列者全員で黙とうを捧げ、祭壇へ献花と拝礼し、戦没者の冥福を祈りました。
追悼の言葉を述べる野上町長
黙祷を捧げる参列者
献花する野上町長と山本会長
謝辞を述べる山本会長