公開日 2024年01月22日
セルフメディケーションとは?
セルフメディケーションとは「自分自身の健康に責任をもち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること(WHOの定義)」とされています。
セルフメディケーションに取り組むことで、毎日の健康管理の習慣が身についたり、医療費の適正化につながったり、医薬や薬の知識が身についたりといったメリットがあります。
セルフメディケーションに取り組むためには?
定期的に健康診断を受診したり、適度な運動、栄養バランスの良い食事と十分な睡眠時間の確保を心がけたり、普段から自分の健康状態に関心を持ちましょう。また、ちょっとした体調不良の際は販薬(OTC医薬品)などを上手に活用しましょう。体調不良が続く場合や、わからないことは医師や薬剤師に相談してください。
※OCT医薬品とは、「薬局、ドラッグストアなどで処方箋がなくても購入できる医薬品(市販薬)」のことです。
セルフメディケーション税制とは?
平成29年から医療費控除の特例として、健康の維持増進及び疾病の予防への取り組みとして一定の取り組み(健康診断の受診や予防接種など)を行った方が、OCT医薬品を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができる制度です。
対象となる医薬品については、厚生労働省のホームページに掲載されているほか、パッケージに「識別マーク」が掲載されています。
※通常の医療費控除とは併用できません。
関連情報
セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)について 厚生労働省(外部リンク)