公開日 2025年06月16日
平成11年6月23日に男女共同参画社会基本法を公布・施行したことから、毎年6月23日から29日までの1週間を「男女共同参画週間」とし、様々な取組を通じて、男女共同参画社会基本法の目的や基本理念について理解を深めることを目指しています。
性別にかかわらず、職場や学校、地域、家庭で、それぞれの個性と能力を発揮できる男女共同参画社会を実現するために私たちにできることは何かこの機会に考えてみませんか?
男女共同参画社会とは?
男女共同参画社会とは、男女がお互いを尊重し合い、職場や家庭、地域などの社会のあらゆる分野で性別にかかわらず個性と能力を十分に発揮し、喜びや責任を分かち合うことができる社会のことです。
なぜ男女共同参画社会が必要なのでしょうか?
憲法には個人の尊重と法の下の平等がうたわれ、これまで男女共同参画社会の実現に向け様々な取組が行われてきました。
しかしながら、「男性は仕事、女性は家庭」といったような性別による固定的な役割分担に基づく人々の意識は依然として根強く、様々な場面で男女間の不平等を感じることがまだまだあります。
性別に基づく固定的な役割分担意識による決めつけは、男性が家庭生活や地域生活を楽しむことを難しくしたり、社会参加の意欲を持つ女性が様々な分野で活躍することを困難にしたりしています。
男女共同参画社会が実現すると・・・
◎家庭では、男女が相互に協力し、家庭生活や職業生活、地域活動とのバランスのとれた生活が実現します。
◎職場では、女性の政策・方針決定過程への参画が進みます。
男女が自らの能力を発揮し、多様な人材が活躍することにより、活力ある経済活動が実現します。
◎地域では、性別や年齢にかかわらず、男女共に様々な地域活動へ参画します。
男女が性別による固定的な役割分担意識にとらわれず相互に協力し、地域活動に貢献します。