公開日 2025年12月10日
令和7年11月からモバイルバッテリーや小型充電式電池を使った製品、小型家電リサイクルなどの回収方法を見直し・追加しているところですが、リチウム蓄電池等の回収方法についてあらためて周知をします。
どうして見直したの?
全国でリチウム蓄電池等を原因とした火災が発生しています。ゴミ収集車やゴミ処理施設で火災が発生すれば長期にわたり収集・処理ができないなど生活に大きな影響が出ます。
しかし、それらの原因となるリチウム蓄電池等を使用した製品は、身の回りに多くあり、年々増加傾向にあることから、適正な処理方法による安全な処理が必要なためです。
意外と身近にあるリチウムイオン電池使用製品 【外部リンク 消費者庁ホームページ】
具体的にリチウム蓄電池等を使った製品をゴミとして出すには?
ポイントは、
①電池切れの状態か? → 発火による火災防止のため
②小型充電式電池が取り外しができるか? → 取り外しができないものは小型家電として廃棄
③膨らんだり変形していないか? → 発火による火災防止のため、役場住民課へ直接持ち込む
の3点です。
ポイントに注意をし、(1)または(2)の方法で出してください。
小型充電式電池の本体(リチウム蓄電池など) ※モバイルバッテリーを含む
(1)電池切れの状態で、「その他金属類(透明の袋)」に入れ、指定された場所に出してください。
(2)電池切れの状態で、分別ステーションの「⑲小型充電式電池」コンテナに出してください。
変形している(膨らんでいるなど)小型充電式電池(リチウム蓄電池など) ※モバイルバッテリーを含む
(1)電池切れの状態で、業務時間内に、役場住民課まで持ち込んでください。
※変形しているものは火災の危険性があるため、絶対に「その他金属類(透明の袋)」に入れてゴミとして出さないでください。
小型家電(パソコン、プリンター、ドライヤー、電気シェーバーなど) ※取り外しができない小型充電式電池製品もコチラ
(1)透明の袋に入れ、指定された場所に出してください。袋に入らないサイズのものは粗大ゴミとして出してください。
(2)小型家電リサイクルボックス(役場・道の駅ひなの里かつうら)に出してください。
リサイクルボックスに入らない大きなサイズのものは、業務時間内に、役場住民課まで持ち込んでください。
保管用コンテナ(およそ30cm×50cm程度)より大きなサイズのものは粗大ゴミとして出してください。
※(1)の方法で出した場合は廃家電(ゴミ)として処理をします。ゴミ減量化・再資源化のため、なるべく(2)の方法を検討ください。

<参考>車載用等リチウムイオンバッテリーの処理は?
ハイブリッド車やEVに搭載されているリチウムイオンバッテリー(以下、LiB)は、2015年の自動車リサイクル法審議会合同WGにて、 適正処理のセーフティネット構築の必要性が示されました。これを受け、一般社団法人日本自動車工業会では回収・リサイクルの仕組み 構築を支援し、一般社団法人自動車再資源化協力機構(自再協)を窓口とし、2018年10月より回収を開始しています。
詳しくはコチラをご確認ください。【外部リンク 一般社団法人自動車再資源化協力機構ホームページ】


